家庭教師の業者さんの派遣を検討される場合は 以下をご参考になさってください。
多くの業者からお仕事を頂いてきましたので より理にかなった業者の選び方をお伝えできればと思います。
業者の主たる目的は派遣であり 力量は家庭教師任せなのが実情です。
「厳正な審査をパスした講師陣のみ」
「全て専任講師」
「講習会を行っている」
「毎月教師を指導」
という宣伝文句がない業者は○。
そうした宣伝文句を実行している業者はありません。
今までに 1社だけ試験のある業者がありました。
教師のレベルを試すものでした。
生徒のレベルに応じて適切に教師を配置することが目的です。
どの業者でも講習会を受けたことはないです。
契約のときに少しお話を聞いて「これを講習とします」とするのが一般的です。
毎月の教師への指導は2、3言会話して終わってしまいます。
ご家庭が専任講師を希望する場合は「専任講師として行ってください」と言われ派遣されます。
よって 宣伝文句に踊らされることはナンセンスですので 後は料金と契約内容の比較をすればよいことになります。
電話か取り寄せた資料で詳しい料金を説明している業者は○。
「ご家庭に訪問した際に詳しくお話します」という業者は×。
私自身が CMでお馴染みの業者に 試しに電話で料金を聞いてみたところ 全く教えてくれないので しつこく聞いていたら
「子供の教育はカネの問題ではありません」
と 怒鳴って電話を切られてしまいました。
そんな業者の言いなりに素人が直接交渉しようものなら マニュアルで訓練された巧みな交渉術で値段を吊り上げ 契約させられてしまいます。
電話で聞く場合は 希望の教師の具体的な条件を提示して 値段を聞きましょう。
(男・女・短大・4大・私大・有名私大・国立大・旧帝大・学生・社会人・プロ教師・実績の組み合わせ⇒例:国立大卒の社会人男性で指導歴5年以上の教師)
「担当の者が席を外しているので折り返しお電話します」
と逃げ 折り返しの電話でも
「具体的なことはご家庭を訪問した際に・・・お子様の様子も知りたいので・・・」
と家に来るまで料金を答えてくれない業者は×です。
疑いなく他人を家庭に入れてくれるお人好しは 押しに弱く 断りづらい性格である ということを彼らはマニュアルでしっかり学んでいます。
教材がない業者は○。
「教材を買えば 家庭教師が安くなります」という業者は×。
彼らは高額教材を売ることが目的で 派遣には興味がありません。
結局 教師が来ないケースもあります。
教材は書店販売のものが 値段 質 量 ともにベストです。
1時間2000円以下の業者は疑ったほうがよいです。
アルバイトの時給が最低でも1時間1500円なので 1時間の利益が500円では業者として維持できないと思います。
スーパーやコンビニにある小冊子でお馴染みの
○○な○ と ○○ナ○ は その業者です。
中学校3年間分の教材費は60~70万円です。
教材は市販の物より劣る上に 市販の物なら3年分でせいぜい3万円です。
家庭教師についての質問です。 - ランナーとあすなろという2社で... - Yahoo!知恵袋
年間契約をさせない あるいは解約手数料 違約金がない業者は○。
授業料後払いの業者は○。
入会金がない業者は○。
年会費がない業者は○。
入会金・年会費・授業料の名目で先にお金だけごっそり取って消えてしまう個人または集団がいます。危険です。
そして何より 本当に子供のことを考えているなら 業者選びでやって欲しいこと それは
●気になる派遣業者数社で実際に自分が家庭教師登録を行い
(登録の際 学歴の証明は要りません。○○大学○○学部○○学科卒 家庭教師未経験であることを告げて)
●派遣家庭教師を実際に自分でやってみる。
少なくとも登録まではやってみましょう。
そうするだけで ある程度どんな業者か分かります。
一見大変そうですが登録だけなら意外と簡単に済みます。
一日暇をつくれば 近辺の全ての業者に登録できます。
そして 本当に試験 講習会 教師の指導など 教師選抜・養成をしている業者様があれば その業者様がベストです。
登録から指導までの流れは以下の通りです。
1から5までやってみるとよいです。
電話と郵便だけで登録から生徒紹介までする業者もあります。
ネットで必要事項を記入して登録できる業者もあります。
以上 長くなりましたが よりよい業者の選び方でした。参考になさってください。