個別指導 家庭教師とは 

学校は集団教育。塾も集団教育。わかりにくいところは一人一人違います。

家庭教師が学校や集団授業の塾と違うのは、今習っている内容だけを教えるのではないという点です。

 

ある問題がわからない原因として、今習っていること自体が理解できないのではなく、過去の学習でわからない部分があるあるいは、他教科の理解ができていない(例として 方程式の応用問題が解けないのは国語の文法や読解力が未熟である)から今の内容がわからないということが多いです。

しかも、同じ問題でも各個人で理解できていない部分は違うため、集団授業では各人の弱点を補うことは難しく、学習効果が上がりにくくなります。

 

また、わからない場合に丸暗記で切り抜ける人が多くいます。今や学校ですら丸暗記を奨励している節があるのは残念です。

確かにその場はしのげるかもしれませんが、理論に裏打ちされていない暗記は、真に力がついたわけではないので、将来訪れるより発展的な学習に使えず、学年を追うごとに学力が低下していきます。

こうした事態は、詰め込み学習をしてきた人に多く見受けられます。

身にしみついた丸暗記癖が直らず、思考して導き出すべき事柄なのに、それまで乗り切ってきた丸暗記法で臨んでしまうので、後々正しく勉強してきた人に 大きく水をあけられてしまいます。

これは本人だけの責任ではなく『導き出すべきか』『覚えるべきか』が適切に教えられていないことにも問題があります。

 

私の場合、点と直線の距離の公式のように、忘れたら解くのが大変なものは『絶対に暗記して』と教えます。

理解して覚えるべきものは『丸暗記だと覚えにくいから理解しながら覚えて』と教えます。

仮定法 三角関数の公式のように導き出すべきものは『これだけは覚えて後は導き出せるように』と教えます。

そう教えてやらないと、多くの人は道を踏み外します。

かつて、30数個もの三角関数の公式を『半年ぐらいは覚えていられる』と、思考して事を導き出すべき理系の高校生が言い切ったことがあります。

私は『何年経っても何も見ずに導き出せる』と、全ての公式を導き出しながら、思考の大切さと 丸暗記の危うさを改めて説きました。

そもそも、受験は半年後ではありませんし、覚えることはそれだけではないのです。

 

私は、このように一人一人の『わからない』や『迷い』に目を向け、弱点に着目して教えますので、効率よく学習ができ、より少ない労力で学力を身につけることができます。

 

この効果はやはり数学と英語で顕著です。

数学と英語が積み上げ教科の最たるものであることが理由だと思います。

過去に正しく積み上げられるべき一つ一つの理論ブロックが、下のあちこちで抜けていたり 乱雑に積まれていたりすれば、それ以上積むことはできません。

この点のサポートが集団授業は最も苦手です。

塾に通っている人が九九も覚えていなかった、be動詞も知らなかったという、目も当てられない事実があります。

 

数学と英語で困っている人がいたら、私にお任せ下さい。

30年間積み上げてきたノウハウで、少しでも数学と英語が楽に、さらに楽しくなれば幸いです。

調べてもわからない問題を解決し、一つ一つ課題を克服していきましょう。