私は小学校の時、作文や読書感想文を書いたことが、大げさではなく、一度もありませんでした。
書かない者達は放課後に居残りをさせられ、最後の最後に私だけが残り、担任の先生が目の前に座って、何とか書かせようとするのですが、私はただただ泣くばかりで、がんとして書かなかった、なんてことが、幾度となくありました。
唯一、卒業文集に自身の作文が載っていますが、実は、友達の『のりさん』の作文を、頼み込んで丸写しさせてもらい、それがそのまま載っているだけです。
なので、昭和59年度の三蔵子小学校の卒業文集には、まるっきり同じ文章が2つ、のりさんと、私の名前で載っています。
のりさんは他のクラスだったので、検閲に引っかかりませんでした。
バレたらまたいつものように担任から血が出るほどぶん殴られていたことでしょう(;'∀')
なぜそれほどまでに書くことを拒んだのか。
書き方が分からない、構成力がないとか、ありますが、いちばんは、内心をさらけ出すことがとても恥ずかしかったから。
今にして思えば、作り話を書いてしのげばよかったのですが。
だって、小説家や漫画家は、作り話を書いて人を感動させて飯を食っているわけじゃないですか。
大の大人がそれで稼いでいるのに、小学生がそれをタダでして、とがめられるはずがありません。
本当のことを書かないのだから、内心をさらけ出す必要もありません。
「作文は本当のことを書かなくてもいいんだよ」と、あのころ誰かがコソッと教えてくれていたら、一転して、今頃小説家になっていたかもしれません。
それはないな。
文章書くの嫌いだし。
しかも作り話が苦手という・・・
話が長くなってしまいました。
面白い記事がありましたので誰も見ていない皆様に紹介しておきます。
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