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勉強ができない人ほど消しゴムを使う

勉強ができない人ほど消しゴムを使います。

「間違える回数が多いのだから、使う回数が多いのは当たり前」

そういうこともありますが、ここでは、使う人の割合が多い、という意味です。

 

できる人は、間違えたと思ったとき、二重線なり✖なりを付けて、下に書き直していきます。

できない人は、一所懸命、消してから書き直します。

 

「消す時間がもったいないから、二重線で消して、下か横に書けばいいよ」

「後で要る情報かもしれないから、消さないほうがいいよ」

「消している間に何を考えていたか忘れちゃうよ」

「間違えたところを後で確認できない」

と八方アドバイスしますが、直りません。

 

できる人は、これらのデメリットを、自然と体得するようになり使わなくなったのかもしれませんし、幼いころに良きアドバイザーがいたのかもしれません。

が、この違いの理由は、正直よく分かりません。

なぜか、できる人、できない人で、二極化します。

 

できる人でも消しゴムを使う人はいます。

でも、できない人で使わない人は、いないのです。

これには驚きます。

 

消しゴムのメリット。

もちろん、あります。

そうでなければ、この世から消しゴムが消えているはずですから。

長文の清書、テストの答案、履歴書の下書き。要するに清書の場面。

描きかけの絵。

あと何かあると思いますが、思いつきません。

勉強は、清書じゃないですから、これらのメリットを享受する場面ではありません。

 

私の場合、勉強するときも教えるときも、消しゴムを使いません。

そもそもボールペンなので消せないのですが。

 

話外れて、ボールペンを使う理由ですが、鉛筆だと筆圧を上げないとはっきり書けないので、力仕事になり、長時間、書き続けられないからです。

あと、濃いから見やすい、見やすいから間違えにくい、というメリットもあります。

 

レベルの高い進学校は、勉強量が多く、記述問題も多いですから、ボールペンがおススメです。

滑らかかつ速く書けます。

勉強がはかどりますよ。

本番直前だけ、慣れるために、鉛筆に戻せばよいです。