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先生が喜ぶ提出物2

 

前の話(先生が喜ぶ提出物)のつづき

 

それでは、どうすれば先生が喜ぶ提出物を作ることができるのでしょうか。

簡単なのは、消しゴムを使わないことです。

 

間違えたときは、消して直さなければいけないと、思い込んでいませんか。

誰もそんなこと言ってません。

自分で勝手に消しているだけです。

犯人はあなたです。

 

間違えたら二重線か✕を打って下にそのまま進めればよいです。

 

間違えたことも、考えた過程の一つです。

考えた過程で間違えたのだから、間違えた箇所は、勉強した証です。

そもそも、間違えたと思って消したところが、解答に関係していることだってよくあります。

本当に勉強したことのある学校の先生なら、そんなことぐらいは知っています。

だから、全てを書き残しておけばよいのです。

 

全てを書き残しておけば、自然と分量の多い解答になります。

思考の過程もよく見えます。

やった感満載の解答になります。

実際やったのですから。

 

答え合わせをして間違えていたら、空きスペースに解き直します。

解き直したら別の色で○✕を付けます。

✕はまた空きスペースに解き直します。

空きスペースがなければ、大きなフセンを貼って、そこに解き直します。

そしてまた別の色で○✕を付けます。

 

それだけで最高評価の提出物になります。

 

色とりどりにペンやマーカーを使ってお飾りをする必要はありません。

そんなのは勉強じゃないです。

そんなことに時間を費やすなら、解きなおしたほうが勉強になりますし、評価も上がりますし、おまけにテストの点数も上がるので、一石三鳥です。そんな四字熟語はない。

 

ついでに、一石二鳥は中国由来の四字熟語ではありません。

 

 

勉強ができない人ほど消しゴムを使う