· 

メシを吐き出すと栄養にならないのに、知識を吐き出すと栄養になる

ワナザベスト(one of the best)な勉強法は、他人に教えることにより知識を吐き出す(アウトプットする)ことです。

その理由は、

 

1.知識の定着

教えることで、自分が学んだことを再確認することができます。

誰かに教えるためには、その内容を深く理解している必要があります。

理解していることを他人に説明することで、理解をより深くすることができ、知識が定着しやすくなります。

 

2.質問への対応力

教えることで、他人からの質問に対応する力が養われます。

質問に答えることで、自分の知識をより深く理解することができます。

また、質問に対応することで、自分の知識の穴を発見することができます。

 

3.自信の向上

教えることで、自信がつきます。

自分が学んだことを他人に伝えることができ、相手が理解できたときには、自分の知識や能力に対する自信が高まります。

また、教えることで、他人の役に立っているという達成感を味わうことにより、ドーパミンが分泌されるので、注意力、集中力が高まります。

 

教員や塾講師は、これを毎日繰り返しているのですから、ますます知識と理解が頭にこびりついていくわけです。

実はいちばん勉強になっているのは教える側なのですね。

教えられたほうは、おこぼれをもらっただけです。

まだ勉強したことにはなっていません。

 

もらった知識を真に自分のモノにするには、今度は自分がアウトプットする番に回らなければなりません。

しかし、これが面倒、しんどい。

なぜなら、頭を使うから。

だから、やらない。

結果、勉強ができない。

バカのスパイラルに陥っていきます。

 

このバカのスパイラルから抜け出す方法はただ一つ、アウトプットをすることです。